ほっしーの技術ネタ備忘録

技術ネタの備忘録です。基本的に私が忘れないためのものです。他の人の役にも立つといいなぁ。

PPPoE ルータの機能も持ってきてしまった話

普通に Buffalo とか NEC の民生用ルータを使ってたんだけれども、 いい加減いろいろ嫌気がさしてきたので。

まぁ、おうちサーバのメンテをするとインターネットに繋がらなくなる問題があるので、 今まで妥協して民生用ルータを使っていたけれども、最近は IPv6 だけでもだいぶ生きていけるし、 いざとなればスマフォがあるので大丈夫かな?と思って。

PPPoE クライアントの設定をする

いつの間にか、ppp デーモンが PPPoE に対応してたのですね。 なんと便利な時代になったことでしょう。 インストール直後状態の FreeBSD でも設定を書くだけで PPPoE 接続できるだなんて。

などとうわ言のように繰り返しながら設定を書きます。

# /etc/ppp/ppp.conf
default:
  set device PPPoE:em0
  set mru 1454
  set mtu 1454
  disable ipv6cp

prov:
  set authname <PPPoE_LOGIN_ID>
  set authkey <PPPoE_PASSWORD>

末尾2行をプロバイダから提供の文字列に置き換えて使います。あと NIC のデバイス名が1か所。

なお、パスワードをベタで書いてあることから分かる通り、 /etc/ppp/ppp.confパーミッションを 600 にするのを忘れないこと。

# /etc/rc.conf
ppp_enable="YES"
ppp_mode="ddial"
ppp_profile="prov"
ppp_nat="NO"

これで普通に立ち上がるようになります。

$ sudo /etc/rc.d/ppp start
$ ifconfig tun0
tun0: flags=8051<UP,POINTOPOINT,RUNNING,MULTICAST> metric 0 mtu 1454
        options=80000<LINKSTATE>
        inet XXX.XXX.XXX.XXX --> YYY.YYY.YYY.YYY netmask 0xffffffff
        groups: tun
        nd6 options=21<PERFORMNUD,AUTO_LINKLOCAL>
        Opened by PID 735

すばらしい。ただ設定ファイルを書いただけで動くのである。 これが本来 OS のあるべき姿なのかもしれない。 もう昔とは違うということを思い知るのである。

pf NAT の設定をする

まぁ、こっちは MAP-E の時に散々実験したので省略。 基本的に同じことを tun0 に対してやるだけ。

うーん、ひねりがないな。まぁ備忘録として。

ああ、 tun0 のデバイス名は ppp.conf で固定できる気がするからそのうちやる。

あとなんか起動時に warning が出てるのでそのうち調べる。 なんか知らんけど動いてるから気にしなくてもいいのかも知れないけど。