gmirror とか glabel の管理情報は、該当するオブジェクトの最終セクタに書いてあります。
なので、grom_mirror.so を読み込まない状態で、dd
とかを使って最終セクタをつぶすと、
そのオブジェクトは gmirror への参加をしなくなったり、glabel データがなくなったりします。
その時に使うコマンドについての注意点。
ダメな例。
$ su dd if=/dev/null of=/dev/ada0 bs=512 seek=hogehoge
大丈夫な例。
$ su dd if=/dev/zero of=/dev/ada0 bs=512 seek=hogehoge
おわかりいただけただろうか。
入力インターフェースとして /dev/null
を使うと、こいつはサイズが 0 なのでシークできなくて、
最終セクタを消さないまま成功扱いになります。
これで消したつもりになって kldload geom_mirror
とかやると、意図しない結果になります。
というかなりました。
今まで /dev/null
と /dev/zero
の違いはあまり意識していませんでしたが、
こういうところで差がでるのですね。うーんぐぬぬ。