ほっしーの技術ネタ備忘録

技術ネタの備忘録です。基本的に私が忘れないためのものです。他の人の役にも立つといいなぁ。

MAP-E の設定を永続化した話

ここまでのあらすじ。

FreeBSD 13.1-R で MAP-E 対応が降りてきたので、いろいろ試して仮組みながら動くようになったのがこの辺。 13.1-R で MAP-E ルータを作ってみる - ほっしーの技術ネタ備忘録

で、その後いろいろ不具合を直した話がこっち。 使い物になる NAT with pf を作る - ほっしーの技術ネタ備忘録

でっ、だいぶ安定して動いてくれてるので、そろそろ再起動後に自動設定されるようにしようかと。というのが今回のお話。

/etc/rc.conf

まぁ、上の記事である通りの設定をそのまま rc.conf の形式で書くだけなので特に面白みはなく。

# em0 にこっち側の終端 IPv6 アドレスを割り振る
ifconfig_em0_alias0="inet6 240b:11:d4e0:2000:6a:49d4:e000:2000 prefixlen 64"

# MAP-E の設定をする
gateway_enable="YES"
gif_interfaces="gif0"
gifconfig_gif0="inet6 240b:11:d4e0:2000:6a:49d4:e000:2000 2404:9200:225:100::64"
ifconfig_gif0="inet 106.73.212.224/15 106.73.212.224"

# pf の設定
pf_enable="YES"
pf_rules="/etc/pf.conf"
pflog_enable="YES"

今どきは rc とかいろいろなスクリプトがやたら高機能なので、特に変なことを書く必要はなかったので面白くない。

/etc/pf.conf

あと pf.conf も改良版で一旦確定。

# /etc/pf.conf
scrub all fragment reassemble
scrub all reassemble tcp
nat log on em0 from 192.168.XXX.0/24 to any -> 106.73.212.224 map-e-portset 4/8/32
pass all
pass out log route-to gif0 from 106.73.212.224
pass in log reply-to (em0 192.168.XXX.1) from 106.73.212.224

落ち穂拾い

あとは ipfw のルールに ipencap を追加するのを忘れない。

いずれ ipfw から完全に移行しておきたい気持ちはあるけれども面倒。 パケットフィルタが 2 つ動いてるのはやっぱり邪魔だし保守の手間が継続ダメージになるので。

特に面白みはないね。