ほっしーの技術ネタ備忘録

技術ネタの備忘録です。基本的に私が忘れないためのものです。他の人の役にも立つといいなぁ。

いまさら始める IPv6 with 6to4


もう散々話題になって忘れられかけている IPv6
いまさらながら IPv6 を開通させようといろいろ実験中。


今回は 6to4 を使って接続するときのためのメモ。


そもそも 6to4 は IPv4 アドレスから IPv6 アドレスを生成して使うものなので、
面倒なアカウント生成とかいろいろがいらなくて便利。


2002:::/48


のネットワークが使える。たとえばグローバルが 111.222.111.222 なら、2002:6fde:6fde::/48 というアドレスになる。
トンネルを張る先は 192.88.99.1。これは 6to4 を使うために割り当てられているグローバル IPv4 アドレス。


FreeBSD ならこんな感じでサクッと設定できる。

# ifconfig gif0 create up
# ifconfig gif0 tunnel 192.168.XXX.XXX 192.88.99.1
# ifconfig gif0 inet6 2002:YYY:YYY::1/48
# route add -inet6 default ::1 -ifp gif0


192.168.XXX.XXX は FreeBSD マシンに割り当てられている IPv4 アドレスで、
グローバルアドレスじゃなくても接続可能。(この例だとローカルアドレス


YYY.YYY の部分はグローバルアドレスなので、ルータの外側(WAN側)を確認して設定する。


とりあえずこんな感じで

# ping6 www.kame.net
PING6(56=40+8+8 bytes) 2002:YYYY:YYYY::1 --> 2001:200:0:8002:203:47ff:fea5:3085
16 bytes from 2001:200:0:8002:203:47ff:fea5:3085, icmp_seq=0 hlim=59 time=23.469 ms
16 bytes from 2001:200:0:8002:203:47ff:fea5:3085, icmp_seq=1 hlim=59 time=31.705 ms
16 bytes from 2001:200:0:8002:203:47ff:fea5:3085, icmp_seq=2 hlim=59 time=23.899 ms

カメにつながった。


ちなみに ipfw は下のものを追加。

ipfw allow ip4 from any to any proto ipv6
ipfw allow ipv6-icmp from any to any ip6 icmp6types 128,129


とりあえず今日はメモ書き。